院長の職人歯科医コラム Column

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2013/02/14

歯磨きの仕方について

食事の後や寝る前にちゃんと磨いているのに、何故かむし歯に
なってしまうということはないですか?

歯磨きをしたからといって、しっかり汚れを落とせているとは
かぎりません。ではどんな磨き方をしたらいいのでしょうか?

・歯ブラシのヘッドは小さいものを!

ヘッド部分は小さめの方が奥歯までブラシが届き、小回りが
利くので磨き残しができやすい場所の歯垢も落とせます。

・歯ブラシの硬さは「普通」を選びましょう!

歯周病が進み治療中で歯茎などにトラブルがあるなどの場合を
除いて、普通表示のものを使うとよいでしょう。

硬すぎると歯茎を痛めてしまう場合があり、軟らかすぎると
毛先が逃げてしまい、うまく力が入らず、きちんと磨けない事
もあります。

・力を入れずに磨くのが大切!

歯ブラシをギュッとつかんで持つと、力が強く入りやすく小刻み
な動きもしにくい。ペングリップ(親指、人さし指、中指の3本で
握る)で軽く持ち、手首を柔らかく動かすようにしましょう。

・5ミリ間隔で小刻みにブラシを動かす!

大きなストロークでは溝の奥まで毛先が届きません。
5ミリ程度の細かい往復運動で多方向から磨くのが、
効果的です。

手鏡で歯垢がきちんと落ちているか確認してください。
歯磨きはオーラルケアの基本です。

毎日きちんとした歯磨きをする習慣をつけられるといいですね。


 まつお歯科  松尾孝夫 文献:福島民友

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