院長の職人歯科医コラム Column

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2011/05/18

妊娠中の歯科治療 (エックス線・局所麻酔)

 妊娠中に歯が痛くなったり、歯肉が腫れて困ったことは
ないでしょうか?治療に対する不安や恐怖心から受信を
控えてしまう方もいるようです。

妊娠安定期で中毒症の心配がなければ、通常の歯科治療を行うことは
何ら問題ありません。

ただし、妊娠の初期は薬などについての注意が必要ですし、
時間が長引くと母体への負担が大きいため、短時間での
処置が望まれます。

出産間際は治療時間が長引くと母体への負担が大きいため、短時間での
処置が望まれます。

よく聞かれるのはレントゲンについてです。
一般の歯科治療でのエックス線の放射線量は通常の生活をしていて1年間に
人体が、浴びる自然放射線量と比べても微量であり胎児への影響は無視
できるレベルです。

従って正しい診断・治療のために必要最小限のエックス線撮影をすることに
心配する必要はありません。

また歯科治療時の局所麻酔は、通常の使用量では胎児に悪影響を及ぼす
心配はないので、痛みによるストレスが懸念される時は、局所麻酔を使用して
無痛治療をした方が良いでしょう。


                     まつお歯科  松尾孝夫  文献:福島民友


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