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2013/10/30
現代の歯科医療の幹となる考え方は、
“治療医療”⇒“予防医療”へと、大きく変化されました。
この虫歯予防の為に最もよく使われるのが「フッ素」です。
「フッ素」は、なぜ虫歯予防になるのでしょうか?
歯科医院で行われる「フッ素」を使った虫歯予防処置としては
、以下の方法が挙げられます。
1. 歯冠の表面に、フッ素を塗る方法
2. 微弱電流機を用いて、フッ素を歯冠表面より
エナメル質内部へ浸透させる方法(イオン導入法)
「フッ素」による虫歯予防は何も歯科医院でだけのものではなく、
地域や家庭でも行うことができます。
その方法として以下があげられます。
1. うがい用のフッ素溶液で洗口する
2. フッ素の添加されている歯磨き剤を使用する
3. 食べ物からフッ素を取り込む
(イモ類・豆類・野菜・果物・海草・魚介類など多くの食物に含まれています)
以上の様にして、歯に取り込まれた「フッ素」は歯のエナメル質と反応して、
酸に強いより強固なエナメル質へと成熟させてくれます。
しかし、ここで油断せず注意をしていて欲しいことがあります。
それは、「フッ素」は虫歯になりにくくしてくれるのであって、
絶対に虫歯に成らなくなるのでは無い!!ということです。
規則正しい食生活や、正しいブラッシングがあって、初めて効果を表してくれるものなのです。
また歯科医院などで、フッ素の予防処置をたった1度受けたからといって
その効果が永久に続くわけでもありませんので、定期的な受診が必要不可欠なのです。
◆その他の予防法◆
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※虫歯予防にはフッ素塗布以外にも「シーラント」といった処置もあります。
※ブラッシング指導,食事指導,生活指導,など、虫歯を予防するための様々な
指導を受けることができます。
まつお歯科 松尾孝夫 文献:まつお歯科携帯サイトコラム
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