院長の職人歯科医コラム Column

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2012/06/27

「生活習慣臭」をチェック

口臭には、日常の生活が関係する「生活習慣臭」があります。

この場合、口腔や内臓の病気による「病的口臭」と比べて、
ご本人がきづいていないことが多いように思います。
下記のチェックリストをやってみてください。

・朝食を食べない
・噛まずに食べる
・硬い食べ物は苦手
・お酒や煙草の摂取量が多い
・お茶よりコーヒーをよく飲む
・水分をあまり取らない
・口で呼吸していることが多い
・夜更かしをよくする
・ストレスをため込むタイプ
・夏、エアコンをよくかけている

これらはすべて、天然の消臭剤である唾液を減少させ、
「生活習慣臭」を強くします。

このような生活を続けると、より強い「病的口臭」となるので
注意が必要です。

このチェックリストをやった方から「妻に指摘されたんですがお酒、煙草
だけはどうしても改善できない」言われたことがあります。

お酒や煙草はそれ自体が臭いの原因になります。
さらに口が乾燥して唾液が減少し、口臭がより強くなります。

どうしてもやめられない人は、次の事を実行してください。

「飲酒後や喫煙後にうがい」「口臭予防のカテキンが豊富な緑茶を1日数回飲む」
「肉類を減らし、食物繊維の豊富な野菜を多く取る」
「歯ブラシ、歯間ブラシでしっかり歯磨き」「水分を十分補給する」です。

お酒も煙草もやらない人よりは明らかに不利ですが、人の迷惑にならない程度には
口臭を予防できるようになります。

     まつお歯科  松尾孝夫  文献:日刊ゲンダイ

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