院長の職人歯科医コラム Column

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2011/05/11

骨再生で楽にインプラント(骨移植せずに)

先月、今月と当院でインプラント治療を希望したが土台となる
歯槽骨(しそうこつ)の十分な高さ、厚みがないことが
事前のCT検査によってわかり結果、断念された患者さんが
みえました。

そんな時にこんなニュースが飛び込んできました。

東京大医科学研究所は、歯を失った後、衰えて小さくなった顎の
歯槽骨を再生してインプラント治療を容易にする臨床研究を、
近く実施すると発表しました。

従来は自分の腰や顎などの骨を移植していたが、実用化すれば
患者さんの負担が軽くなります。

研究では、患者さんの骨髄液から細胞を取り出して患者さん自身の
血清で培養。インプラントを施す部分に培養細胞を移植して歯槽骨を
大きくしていく。

骨髄液採取から早ければ半年で再生可能という。

既に厚生省の承認を受けており、4年程度で安全性や有効性などを検証
していくとのことです。

 

       まつお歯科  松尾孝夫   文献;中日新聞

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