院長の職人歯科医コラム Column

HOME > 院長の職人歯科医コラム一覧 > 口臭

2011/03/25

口臭

口臭が気になるという患者さんが連続でみえたので口臭について書かせていただきます。

口臭については、昨年の11月にも「口臭の犯人」という題で書かせていただきました。

今回は、年t配の方について書かせていただきます。


年齢を重ねるとともに「口臭が気になるようになった。」という例は、
少なくないです。

「加齢に伴ってだ液分泌が減るのがその原因」と言われています。

殺菌作用を持つだ液が減ると、口の中で細菌が繁殖して臭いがきつくなります。
ほかに糖尿病や更年期障害などもだ液分泌の低下を促します。

口臭が厄介なのは、どれくらい臭うのか自分ではわからない場合が多いことです。
鼻は、つながっている自分の口の臭いを常にかいでいるため、悪臭にも
慣れてしまっているためです。

口臭の改善と予防には、原因となる病気の治療と同時に、1にも2にも歯磨き
が大事です。

自己流でゴリゴリ磨くとかえって歯を痛めることにもなりかねないので、
1度は歯科で正しいブラッシング指導をうけることをお勧めします。

ちまたにあふれる口臭グッズは、「たばこを吸った直後に人に会うといった場合
には有効だが根本的な解決にはならない」と考えます。


            まつお歯科 松尾孝夫   文献:北國新聞 

 

コラムの関連資料は、PDFファイルです。
PDF ファイルをご覧いただくためには、Adobe Reader ® が必要です。
アドビ社のサイトより無料でダウンロード可能です。

Adobe - Adobe Readerのダウンロード