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2010/11/17
多量の空気を飲み込むことでゲップやおならの頻発、
お腹の膨満感などの症状が現れる状態を「呑気(どんき)症」
「空気嚥下(嚥下)症」と呼ぶ。その多く歯の噛みしめ習慣が
原因で起きている「噛みしめ呑気症候群」です。
生活に支障があれば治療を考えましょう。
ほとんどの呑気症例に共通するのが歯の噛みしめ習慣、
緊張時に起こす唾液嚥下です。
唾液を飲み込む時は舌を上顎につけ、上下の歯を合わせると
嚥下反射が起こります。
日常的な噛みしめ習慣の背景には、精神的ストレス、抑うつ状態、
PC作業などによるうつむき姿勢、鼻炎や後鼻漏などの疾患など
さまざまな要因があります。
日常的に噛みしめているため、消化器症状に加えて顎周辺の疲れ、
肩や首のこり、頭痛などの症状を伴うのも特徴です。
現在効果的な治療法としてマウスピースによる治療が推奨されています。
無意識に噛みしめている場合もあるのでチェックしてみてください。
まつお歯科 松尾孝夫 文献:夕刊フジ
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