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2015/12/20
口やのどが渇く、味が何か最近おかしい、口臭が気になる、
乾いた食品を食べられない、食べ物をうまく飲み込めないといった
症状が気になる人は、ドライマウスかもしれません。
今回のコラムは「ドライマウス」についてお話します。
■ドライマウスの症状
ドライマウスとは、さまざまな原因で唾液の分泌量が低下することにより、
口の中が乾燥する病気で、口腔乾燥症ともよばれます。
ドライマウスを発症すると、口の中が乾燥するので「話がしにくい」や
「ものが食べにくい」、「口がネバネバする」などの症状が引き起こされます。
また、唾液で抑えていた免疫機能が低下し、風邪をひきやすくなったり、
むし歯が増えることもあります。
■ドライマウスが起こる原因
(1)ストレス
唾液の分泌は自律神経によってコントロールされているため、
ストレスがあると唾液の分泌が正常に行われなくなります。
(2)薬による副作用
薬の副作用によって、ドライマウスになることもあります。
花粉症やアレルギーの薬、高血圧の薬、鎮痛剤などの副作用により
口の渇きといった症状が引き起こされます。
(3)喫煙・アルコール
喫煙により、交感神経が刺激され唾液が減少したり、
アルコールの利尿作用により、口の中が乾きやすくなります。
(4)口呼吸
口呼吸が多くなると、口の中の粘膜が乾燥し、ドライマウスに
なりやすくなります。
ドライマウスになる原因としては、さまざまな要因があげられます。
口の渇きを長期間にわたって感じる場合には、
早めにかかりつけの歯医者で相談してみてください。
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