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2014/09/16
「定期的に歯石を取ったほうがいいよ」
と歯科医院からよく言われると思いますが、
歯石って何?
なぜ歯石を取ったほうがいいの?
という疑問についてまとめてみました。
①歯石とは何か?
歯石は食べ物などのかすが固まって出来ているのではなく、
プラーク(歯垢)と呼ばれる細菌の塊が、
少しづつ唾液の中のカルシウムやリンなどのミネラル成分と結びついて
石灰化を起こして固まって出来るのが歯石になってきます。
②歯石はなぜとらないといけないのか?
歯石自体は石なので悪いものでないのですが、
歯石は小さな穴が空ていて、細菌がそこを住みかに繁殖し、
毒素を出します。
その毒素が歯茎を腫らせたり、歯の周りの骨を溶かす
歯周病の原因になります。
歯石を取り除くには、歯磨きなどでは取れにくいので、
歯科医院で歯石をとり細菌を取り除くことができます。
③歯石を予防するには
歯磨きをしっかり行なうと歯石の元となるプラーク(歯垢)が毎日
取り除かれるので歯石が出来にくくなります。
また、歯科医院で3ヶ月~6ヶ月に1度の定期健診時に歯石を除去していると、
検診時に1度で歯石を比較的に簡単に全部取ることができます。
歯石は歯周病などの原因になり、歯周病から合併症なども起こすことも
あるので、定期的に歯石は歯科医院でとっておくとお口の病気予防にも
つながっていきます
歯が歯周病で抜けてしまう場合もあるのです。
歯石は歯周病の原因である細菌の住みかなのです .
まつお歯科 松尾孝夫 文献:まつお歯科携帯サイトコラム
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