院長の職人歯科医コラム Column

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2013/03/21

歯や顎の外傷(自覚症状軽くても注意)

今までに歯や口のまわりをぶつけた経験のある方は少なくないと
思います。

また、経験のない方も今後不意に経験することは、どなたにも
起こり得ることだと思います。

歯が抜けてしまった、歯が欠けた、歯がぐらぐらになった、
血が出た、見た目でも分かりやすい症状があると歯科を受診される方が
おおいのですが、唇が切れただけとか、かむと痛かったりかみあわせが
おかしかったりするけどそれ以外はめだった症状がないときに、
受診せず様子をみていたというのもしばしば聞かれます。

外傷をうけると、顎や関節の骨折や歯のまわりのうすい骨の骨折、
歯の根の骨折、歯の頭の部分の破折、歯の脱臼(歯が抜ける、
歯がぐらぐらする、向きが変わる、めり込むなど)、

歯の打撲といったさまざまなことが起こり得ます。

レントゲンを撮らないと分からないことや、数か月たってから
歯が変色したりかみ合わせが変わってしまったりすることも
あるので、外傷を受けた際は自覚症状が軽くても早い段階で歯科を
受診するようお勧めします。

ただし、頭を打っていたり、体の他の部分の外傷があったりするなどの
場合は、他科が優先されますので、迷った時はご相談ください。


  まつお歯科  松尾孝夫 文献:福島民報

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