院長の職人歯科医コラム Column

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2014/10/25

ハミガキ粉の選び方

「〇△×会社のパッケージが可愛いから♪」
「口に入れるものだから味重視!」と市販のはみがき粉選びは
 益々多種・多様ですよね。
 
 歯医者さんは言います。
 もっと歯に優しいハミガキ粉を使ってほしいー!!!
 
歯磨きをする時、ブクブクと泡の立つ歯磨き粉がありますが、
 歯のためにはよくないんです。
 
歯磨き粉には大体、合成界面活性剤という成分が、
必ずといっていいほど入っており、合成界面活性剤は、
化学物質です。
 
泡を立てる作用があるため、シャンプーやボディーソープなど
にも使われていますが、特に、口の粘膜からは体内に吸収
されやすく、副作用などが心配です。
 
また、歯磨きをした後、食事の味がよく変わることがありますよね。

これは、味覚を感じるための舌の細胞が、合成界面活性剤によって、
損傷しているために起こるものなんです。
 
20分くらいすれば、細胞は回復しますが、歯磨きのたびにこれを
繰り返していると、

だんだん味覚を感じる力が弱くなり、濃い味つけでないと、
満足できなくなることもあります。
 
だから、大きなメーカーがつくっている歯磨き粉が必ずしも安全とは
限らないです。

多くの企業は、消費者の安全性より、つい利潤を追い求めがちな傾向が
あります。

あまり有名でない企業であっても、安全性の高い製品を売っている良心的な
ところもあります。
 
毎日使う歯磨き粉は、安心して使えるものを、
 よく吟味して選びたいものですね。

 

  まつお歯科  松尾孝夫   文献:まつお歯科携帯サイトコラム

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