院長の職人歯科医コラム Column

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2014/06/20

舌のこけを磨くのはNO!

■舌のこけは磨いてはいけない?
――口臭の原因のひとつに、舌苔(ぜったい)が
あり口臭の原因になります。

 これが口臭の7,8割を占めているとも言われています。

 この舌苔とは、舌表面についたこけ状のようなもの。

実体としては、食べカスや粘膜などのタンパク質が
細菌などが結合して舌に付着した白い苔状。

掃除したほうがよいと思いがちですが、
実は舌苔は健康のバロメーターでもあります。

 <白色>
 体が疲れている時には、舌苔が白っぽく、厚くなります。

<黒色>
 抗生物質を永く服用すると、黒っぽくなります。
 医師に相談しましょう。

<黄色>
 消化不良、慢性胃炎等により、黄色っぽくなります。
 また、タバコの吸い過ぎでも同じ様な色になります。

<色が無い時>
 栄養状態が悪い時や、内蔵が悪い時等には、
 舌苔が無くなる場合があります。
 ツルツルの状態も、健康とは言えません。
 

家族や友人などに指摘されて悩んだことがある人もいるのでは・・・

口臭の原因を知り、予防ノウハウを身につければ、
悩むこともありません。

では、口臭の大きな原因の一つである舌苔(ぜったい)を
除去するにはどうすればいいのでしょうか?
欧米では口臭対策として、古くから舌磨きを推奨しています。

インドでは、子供の時から毎日舌を磨くのが
習慣になっているそうです。
 

最近、舌のクリーニングをされている歯医者さんもあり
舌クリーニング後には今までに体験したことの無い
舌の感触を体験できます。

 2~3ヶ月に1度行っていただくと効果的です。

 

    まつお歯科   松尾孝夫  文献:まつお歯科携帯サイトコラム 


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