また矯正治療の場合、小学生～大学生の間に治療を開始して終了するケ－スが多く
、社会人になってから始めるケースの方が
少ないため、治療費の負担は、やはり両親に頼る部分が多くなりますね。

しかし私がここで知っていただきたいのは、『矯正歯科治療の目的』は、
歯並びの見た目の悪い所を治すことだけではなく、虫歯や歯槽膿漏に
なりにくい環境を作ってあげることが出来るのです。

要するに、
死ぬまで自分の歯を使っていくことができるようにする為の口の中の
環境を作ることが、『矯正歯科治療』なのです。

最近の子供たちは、習い事などで学校以外にも、忙しい毎日を送っているようですが、
『矯正歯科治療』もこれと同じく考えてもらえれば、治療費用や期間という壁も
そんなに高くはないのではないでしょうか。

日本は欧米に比べて医療技術は進んでいますが、歯に対する意識レベルは
かなり遅れているとといわれています。

子供にとってピアノや習字その他色々なことを学ばせてあげることは、
その子にとって大きな財産となるでしょう。
また良い歯並びは、子供にとってもっと大きな財産になるかもしれません。

矯正治療を考えている方、悩んでいる方は、ぜひご相談頂き、
その価値判断を改めてしてみてはいかがでしょうか。

　　まつお歯科　　松尾孝夫　　文献：まつお歯科携帯サイトコラム