院長の職人歯科医コラム Column

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2012/02/06

口内炎3

皆様、口の中にプツとしたまわりが赤く中央は白い色をした斑点が
出来たことがありませんか?
これが口内炎です

口内炎には、様々な原因で色々な病状があります。
一般的なのはアフタと呼ばれるもので、直径2-3mmの浅い潰瘍です。
この原因は栄養の偏りや疲労・ストレスなどによる身体の抵抗力の低下です。
又は健康であっても、乱暴な歯みがきでもなってしまうことがあります。

他に褥瘡性潰瘍と呼ばれるもので、原因は合わない入れ歯や虫歯のギザギザが
何時も同じ場所の粘膜に刺激を加わえることで、圧迫され血流が滞り徐々に
潰瘍を作り出してしまうことに依ります。
その他にも、ウイルス感染に依るものもあります。

もし口内炎ができてしまったなら先ずは原因を取り除き、刺激物をさけ、
歯みがきの際には歯だけをそっとみがき、口の中を清潔に
しておくようにしましょう。

(粘膜への刺激の少ないうがい薬を使用するのも良いでしょう。)
それでも改善が芳しくなければ、速やかに歯医者さんへ行って下さい。
歯科医院で塗り薬を処方してもらい、口内炎の所を保護しましょう。
そうすれば、1週間位で改善することがほとんどです。

口内炎に対する予防は、やはりストレスをためない様に心掛け、
偏った食事をしないことです。
私たちの体は、栄養のバランスが崩れると病気への抵抗力が弱ります。

特にビタミンBが不足すると、口の中の粘膜は影響を受け易くなります。
そこでビタミン類を手近に摂取するには、寒い冬には「鍋もの」が特にお勧めです。
いろいろな野菜と蛋白質が両方とも、手軽にたくさん取ることができます。

忙しさから栄養が偏りがちな冬場、今年は節電も心がけねばなりません。
ガスコンロを用いて家族みんなで「鍋もの」で暖も、
栄養もとるのはいかがでしょうか?

  まつお歯科    松尾孝夫   文献:まつお歯科携帯サイト

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