院長の職人歯科医コラム Column

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2011/09/20

混合歯列期の注意点 1

小学生の子どもがいる保護者の皆さん、お子さんの
口の中に乳歯や永久歯が何本あるかご存知ですか?

学童期(小学生)の口の中は乳歯から永久歯への生えかわりの
時期で、混合歯列期と呼ばれています。

3歳前後で生えそろった乳歯は、6歳くらいになると下の前歯
から永久歯に交換が始まります。

同時期に、乳歯の奥歯(乳臼歯)の後ろに6歳臼歯と呼ばれる
永久歯の奥歯も生えてきます。

低学年のこの時期には前歯の生える位置や方向の異常、上下の歯
の位置関係に注意するとともに、生える途中や生えたばかりの
永久歯はむし歯になりやすいので、保護者による仕上げ磨きで
しっかりと汚れをおとすことが重要です。

生えたばかりの歯にはフッ素を塗布することで歯の表面を強化する
期待もできます。

また乳歯の前歯が抜けた後の隙間に舌を入れたままにしたり、常に
口で呼吸する習慣がないかどうか注意が必要です。


                まつお歯科  松尾孝夫  文献:福島民友

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