院長の職人歯科医コラム Column

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2011/02/23

子どもの虫歯予防

子どもの虫歯予防にとって大切な歯磨き。
乳幼児の場合、子供が磨いた後に保護者が行う「仕上げ磨き」を
徹底したいものです。

でも、子どもが嫌がって、うまくいかずストレスに感じる親が多い。
3歳までは仕上げ磨きを嫌がる子が半数を超え、その親の約7割が
ストレスを感じているといいいます。

しかし虫歯を予防するには大人による仕上げ磨きがとても重要です。

生えたばかりの歯は、虫歯になりやすいです。

中でも奥歯は歯の表面の溝が深く虫歯菌が付きやすく、そこから
虫歯が広がる危険があります。
乳臼歯が生える1歳半ごろからケアがより大切になります。

奥歯は、子どもの歯磨きでは届いていないことが多いです。

下記に子どもの歯磨きや口腔ケアの注意点などをあげます。


・乳歯が生える前からケアはスタートしましょう。
 
 ガーゼで歯茎をぬぐうように行います。

・歯ブラシは、汚れが落ちやすいナイロン製を使いましょう。

 子どもは歯ブラシをかむ場合が多いので早めに交換しましょう。

・歯磨き粉の使用はうがいができるようになってからにしましょう。

 発砲剤が入っていない物を選びましょう。

・「食べたらすぐ磨く」を習慣にしましょう。

・6、7歳までは、仕上げ磨きを続けましょう。

 この時期に6歳臼歯が生えそろいます。


 以上です。
 参考にしてください。


                   まつお歯科  松尾孝夫  文献:新潟日報
   

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