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2010/12/22
国民の半数以上がかかっているとも言われる歯周病。
自覚症状がないまま進行し、歯が抜けてしまう病気です。
だが日々の手入れで進行を遅らせることは、可能です。
できるだけ長く歯を保つための知恵を紹介します。
今回は、歯周病の進行段階の初期の状況について簡単に
説明します。
歯周病の原因となるのは、歯周病菌と呼ばれる細菌だが、
誰もが口の中に持っており、それだけでは病気になりません。
だが口の中に食べかすなどが残っていると、そこに細菌が集まり
塊となり、「プラーク(歯垢)」になります。
プラークは、黄色がかった白色で、歯の色と区別できない場合があります。
だが指で触るとぬるっとしています。
プラークがたまると歯ぐきが炎症反応を起こして腫れるため、歯と歯ぐき
のすき間に「歯周ポケット」が形成されていきます。
これが歯周病の第一歩です。
歯ぐきの内部で細菌から体を守ろうと白血球が集まってきます。
歯磨きの時に歯ぐきから血が出やすくなるのはこのためです。
まつお歯科 松尾孝夫 文献;毎日新聞
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